2020 Jan. 14th

少し太めが最高! anan記念すべき100号目は…

#100

anan記念すべき100号目は…

ゆたかな体型(シルエット)がかっこいい

いつだって美しくありたい、服をスマートに着こなしたい。今も昔も女性たちの願いは変わりません。そのために「〇キロ痩せたい」「脚を細くしたい」「腕を引き締めたい」と自分の体型について何らかの不満をもっているのではないでしょうか? もちろん『anan』でも創刊時からたびたび女性の体型についてとりあげています。当時の『anan』は「チビでデブでしあわせ(『ananNo.16』)」「泣くなデカヤセ(『ananNo.22』)」というように、コンプレックスになりがちなところをプラスに捉えているのです。これらの特集では、それぞれの体型の魅力やメリット、さらにその体型推しの著名人(男性)のコメント等があり、今読んでも勇気をもらえます。

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今回ピックアップした『anan』No.100では、服をかっこよく着こなすためにどんな身体が必要か調査し、「少し太め」と思われている体型(シルエット)こそ最高! という特集が組まれています。「7号の服ばかり作るのは許せない」「デザイナーさんは太めなのに作る服は細めばかり」という愚痴もありつつ、その状況が変化し太め専門の小売店やブチック(本誌ママ)も増えてきていることを伝えています。今でこそ大きめサイズの服の専門店は一般的であり、またインターネット通販で気軽に購入できますが、当時の女性の情報源は主に雑誌かテレビなど。『anan』を読んで自分なりのオシャレを楽しめるようになったかたもいたのではないでしょうか。そして、体型といえばやはり気になるのが他人からの目線。「私が太った女(ひと)を好きな理由(わけ)」と題して、著名人の意見がたくさん紹介されていまいた。その中で特に印象に残ったコメントを紹介します。
「ただね、太るといっても品よく太ってるのが魅力。姿勢が立派で、立居振舞に緊張感があることが大切ですね」(漫画家 小島功さん)
ありのままの自分を受け入れながら、自信をもってさらに高い意識を目指せるような気がしませんか? 
『anan』はこのようにあらゆる目線から取材を重ね特集を組み、女性たちの心を掴みました。

Contents

5
W64以上のゆたかな体型(シルエット)がかっこいい 
ふたたびサイズ物語に挑戦!ブランドやお店も紹介します
19
この夏ちょっと冒険してみたい服 
ワンピースからTシャツまで、アクセサリーや小物も勢ぞろい…
51
サントペロ物語=水着(anan club)
69
職場でめだつ爽やかな服読者登場で現代OLの着こなし方を…
80
日曜日の朝はいちごで マダム・ド・グース 
絵・上條滝子
85
サングラス
90
映画・エクソシスト=淀川長治 大橋歩 長沢節 他26人の証言/女性シンガーのファッション/10枚のレコード/本=松岡繁
98
anan JOURNAL
104
男のワードローブ
110
お寺の精進料理
118
anan チェーン・リスト
122
anan casual 夏の光の中で=ロマンチックなブラウスとスーツ
127
パリ・プレタポルテ・ショー②
この秋流行します フリルカラーのワンピース
132
イラスト募集=あなたの作品をTシャツにプリントします
136
パブ・レストランにご案内します
142
anan MINI COMI 絵・パンツ屋エディ
140
≪新連載≫20歳+4(てきれいき)
 今すぐ結婚したい人、一生結婚したくない人
146
anan チェーンの旅
149
次号予告
155
三浦半島から湘南海岸へ
 3泊4日のグループ旅行
173
テーブルを飾る
180
ポケットの話
184
タイル/洗濯かご
188
星占いによるあなたの運勢 エル・クインカーラ

1974年5月20日発売(6月5日号) No.100